お知らせ
当店がある富山県高岡市伏木は歴史のある港町です。万葉の時代には越中国府が置かれ、大伴家持が国司として赴任し、地域の中心的なところでした。
また、江戸時代には北前船で栄え、多くの人で賑わっていました。その後も富山県初の近代港ができ、日本海側で初の灯台、富山県初の小学校が開設されたのもここ伏木でした。
当店の周り(高岡市伏木)には良いところがたくさんあります。2022年国宝認定された「勝興寺」、海から3000m級の山々が望める「雨晴海岸」、養老2年(718年)僧行基が創建した国の重要文化財「気多神社」、大伴家持にちなみ万葉集をテーマとした「万葉歴史館」、歴史がある「伏木港」とその周辺にある、日本海側初の「灯台」や「万葉埠頭緑地」、等々。
のんびり散策し、万葉時代から近代への時の流れを肌に感じてみてはいかがでしょうか。そして、当店に立ち寄り、コーヒーや酒粕入りチーズケーキを味わってください。
our story
当店は、明治時代にこの地で酒屋”尾山酒店”として開業しました。その頃の伏木は日本海側を代表する港町として栄え、多くの外国船が行き来し、多くの人が住み、人々の行き来が多くあり、賑やかでした。
当店は地元のお客様へお酒などを販売していました。
約50年前(昭和中頃)、酒屋に併設して喫茶店”喫茶おやま”を始めました。地域の皆様へ美味しいコーヒーを提供するとともに、地域のコミュニティの役割をも担わさせていただきました。
7,8人も入ればいっぱいになる狭い店内でしたが、常に人が集い、数多くのお客様が来店され、人の話し声があふれている賑やかな店でした。
2021年、義父が病床に伏し、明治時代から続いていた酒屋を廃業し、専業のカフェ「尾山珈琲」として再スタートを切らせていただきました。
「尾山珈琲」として再スタートにあたり、自家焙煎を初め、自家焙煎豆を使ったコーヒーを提供し、また、自家焙煎コーヒー豆の販売を始めました。
コーヒーの焙煎は奥が深く、思うような味を出すためには多くの試行錯誤を要します。当店では、義父が淹れていた珈琲と同じような味わいのコーヒーをお客様へ提供することから焙煎の技術磨きをはじめました。
焙煎はやればやるほど奥深さを感じ、日々研鑽の毎日です。
珈琲のサービスにあたってはその時々でできるベストなテイストのコーヒーを提供させていただいています。
今まで地域の多くの皆様にご支援をいただき、共に成長させていただきました。今後も地域の皆様に愛される店づくりをしていきます。
これからもご愛顧のほどお願い申し上げます。
当店に対するご要望などありましたら何なりとお申し付けください。
何卒、これからもご支援のほどよろしくお願いします。
当店の特徴
当店は、令和2年に店舗の建て替えてを行いました。新しくなった現在の点舗は、黒を基調とした外観で外界へのサインも少ないので、多少入りにくい面もありますが、シックで上品な空間で、お客様がおしゃれで素敵な時間を過ごしていただけるような店内にしました。
現在当店の運営は店主が1人で行なっています。カウンター4席、4人掛けテーブル1つ、1人掛けソファー2つ、10人で満席となる小さな店です。ソファーやカウンターでひとりの時間を過ごすのもよし、テーブルでお友達と奥行きのある庭を眺めながら楽しく過ごすのもGOODです。
自家焙煎の豆を使って淹れるコーヒーの味にこだわっています。しかしながらまだ焙煎士・バリスタとしてのキャリアは浅く、超一流のバリスタが淹れるコーヒーと比較すると、劣っている点が多々あると思います。しかしながら日々研鑽を重ねて、技術を磨いています。
焙煎やコーヒーの淹れ方やレシピもその都度ベストなものを提供しています。
焙煎士・バリスタとしての成長を感じていただければと思います。
店主は、かつてIT業界に長年身を置いてきました。それを知ってか、スマホやパソコンの事を聞きに来るお客様もおられます。
また店舗休業の日にはキャリアコンサルタントとして働いています。ITや仕事・キャリア形成に関して会話するのも、いいかもしれません。
尾山珈琲焙煎所
尾山珈琲焙煎所は、カフェ「尾山珈琲」から約2Km離れたところ(高岡市伏木国分)にあります。ここでは、尾山珈琲で提供しているコーヒー豆を焙煎しています。ここでもコーヒー焙煎豆の販売を行っています。また、当焙煎所の特徴を活かして以下のサービスを提供しています。